アントニオーニの「愛の不毛」三部作の一本、母は娘(モニカ・ヴィっティ)に無関心。株の上下しか関心がない。ドロンと出会い、新しい生活を始めようとするが、日常は変化するのか。ジョヴァンニ・フスコの音楽が…
>>続きを読む恋愛に冷めたヴィットリアは経済社会の象徴である株式市場も冷めた目で「株もただの紙切れ」と。全ては虚構だと言わんばかりに。社会にうまく溶け込んで見えるピエロもまた最後には冷めた目で書類を見ている。「お…
>>続きを読む「愛の不毛」三部作というだけあって、一筋縄ではいかない恋愛ドラマ。私にはちょっと難しくて途中ウトウトしてしまった。そして例のラストでナンダコリャとなったのだが、他の人の感想見てもラストについてはそん…
>>続きを読む【不毛な市場】
ミケランジェロ・アントニオーニ監督×モニカ・ヴェッティ×アラン・ドロン主演のフランス・イタリアの合作ロマンス。
〈あらすじ〉
ヴィトリアには外交官のフィアンセ、リカルドがいるが、…
アラン・ドロン追悼として鑑賞、フィアンセと別れたヴィットリアが投資家の母の行きつけの証券取引所で働くピエロに恋していく映画
混沌とし阿鼻叫喚の嵐と化した証券取引所を描き、アントニオーニの不毛3部作の…
暴落
傑作。冒頭からクライマックス。つまり、この映画は終わりから始まる。あとは祭りの後の静けさといった感じで、すでに映画は終わっているのにも関わらず、カメラは回り続ける。その間も時間は容赦なく流れ…