これも凄まじい映画だった。
『情事』での二人の女性と同様、結婚したいかどうか、愛しているかどうかなど、なにもわからなくなってしまう、主人公が自身の複雑性に気づくことで関係性を終わらせるところから始…
初アントニオーニ。難しい。。。美しさと気だるさ、静けさと激しさを閉じ込めたような映画。アラン・ドロンとモニカ・ヴィッティがとにかく美しい。「モニカと小松菜奈が似ている」というコメントにしっくりきた。…
>>続きを読むアントニオーニの「愛の不毛」三部作の一本、母は娘(モニカ・ヴィっティ)に無関心。株の上下しか関心がない。ドロンと出会い、新しい生活を始めようとするが、日常は変化するのか。ジョヴァンニ・フスコの音楽が…
>>続きを読む*このレビューは『太陽がいっぱい』のネタバレを含んでいます
別れたくない男が執拗にモニカ・ヴィッティを追い掛け回す冒頭から、もううんざりした気持ちになってしまった。観るのやめてしまおうかとも思…
恋愛に冷めたヴィットリアは経済社会の象徴である株式市場も冷めた目で「株もただの紙切れ」と。全ては虚構だと言わんばかりに。社会にうまく溶け込んで見えるピエロもまた最後には冷めた目で書類を見ている。「お…
>>続きを読む恋人と別れ空虚な日々を過ごしていた矢先、証券取引所で働くイケメンと出会うけど、やっぱり空虚な日々は変わらない美人アラサーの気怠いお話。私的ハイライトは、9.5割無表情なモニカ・ヴィッティがケニア生ま…
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