これほど映画内の世界が現実世界と地続きであると感じた映画もない。登場した様々な人物や風景がいつまでも心に宿り続ける。映画館を出ても、今この瞬間も「アイツら」がどこかで生きているという幸福感に包まれて…
>>続きを読む【移民排斥青年の苦悩】
まさしく日本の底辺層をあからさまに活写したインディーズ映画の極北である。いやはや恐ろしい!
富田克也率いる政治的映画集団【空族】が制作した土方、移民、ヒップホップといった…
何年もかけ密着しその地域がどんなところか調べた上で撮っているからか、生身の人間から溢れ出るパッションを余すことなく組み上げている。
ヒップホップと、日系人の葛藤などドキュメンタリーの時事性と、劇映画…
衰退した地方都市を舞台にした映画はいろいろ観てきたが、その中でも出色の出来ではないだろうか
主要人物が集まる場である工事現場の様子が丁寧に、活き活きと描写されていて、単なる「生活苦の記号」になってな…
このレビューはネタバレを含みます
追い込まれていく中で何かに勝たねばならない。打倒すること。
倒さないことでも現状を変えていくことはいかにして可能か。
音、音楽が映像よりも先に印象に残っている。
日輪水、宮台真司。
1990年代…
当時宇多丸氏が激推ししてて、渋谷の映画館で観た。その後LIVEにも足を運ぶ位好きになった田我流もこの映画で出会ったんだっけ。一回しか観てないのにけっこうちゃんと色々なシーン憶えてる気がするんだけど、…
>>続きを読む面白かった!山梨の土方である20代30代の男性たちが、都市と地方の間の格差や日本経済の落ち込みといった大きな構造的要因によって抑圧され、その鬱憤が女性や移民労働者に対する暴力へとつながっていく。主人…
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