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ティファニーで朝食をのaaaakikoのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
4.0
昔から好きなんですよね、この支離滅裂なお話が。
なんせ、最初から最後まで、登場人物が何を言ってて何を考えているかわからない!
とにかくすべての人々の根幹がわからない!
だいたいホリーって何者なの。娼婦って書いてあるけど、つまり男の金で生活できてる人でしょ(ああいう職業不詳の女近所にたまにいるよね)。
それなのに、それを演じているのが清純な妖精そのもののヘプバーンで、さらにム〜ンリバー♪なんて流れてきたらこっちはますます混乱してしまう。
何なのこれ!?

でもなー、それが良いんだなー。
お菓子のおまけの指輪に文字入れとか、図書館の本にサインとか、万引きとか、それ全部ダメだろ!?
だいたい、ティファニーで朝食って、わあ素敵、NYのティファニーってメシが食えるのかと思ってましたよ。そしたら、店の前で立ち食いかよ!
そんなの、ヘプバーン以外の女がやったらつまみ出されるだろ。

あとはもうとにかく猫がかわいい。
ラストの、猫さんを抱きながらのキスシーンは本当好き。最高。間に猫がいるからね。
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