アメリカ視点も大事。
硫黄島の戦いにおける星条旗写真の背後にある兵士たちの真実と苦悩を描いたお話🇺🇸
終戦の8月なので鑑賞。
クリント・イーストウッド監督による硫黄島2部作の一作目。
確かニノのやつは観たことあるけど2部作だったとは知らずこちらも鑑賞🤔
(でも直接的な繋がりは無さそうだった)
とりあえず、
戦争ものはどうしても製作国寄りのバイアスがかかっちゃうから日米両視点を別作品で描こうとしたイーストウッドの試みは素晴らしい思う👏特に太平洋戦争ものは中立的な視点で観たいので。
本作はかつて星条旗を掲げた兵士たちが過去を回想する形で、硫黄島の戦いやその直後起こった星条旗フィーバーの様子を描いていく…ので戦場シーンとドラマのバランスが丁度良い感じ。ただ時系列が行ったり来たりでややこしかった。
戦場シーンは臨場感凄いし残酷💦…だけど硫黄島からの手紙はもっと凄かった気がする。
何気に主役じゃない兵士役でポール・ウォーカーやジェイミー・ベル出てて豪華✨
星条旗の写真…あれは確かに昔から見たことあった気がする。世界史の教科書とか?
しかし、あの写真によってアメリカで星条旗フィーバーが起きて、それに乗じて国債売りまくったり、写った兵士たちがあんな苦悩していたとは知らなかった🤔
戦争はビジネスでもあるんだなぁ…と、
その広告塔として付き合わされる兵士たちはたまったもんじゃないなぁと感じた。
特に多大な犠牲のもとに生還した彼らにとって“英雄扱い”は荷が重かったんだろう…。
ラストの海辺が泣けた🥲
来年の8月は『硫黄島からの手紙』見直そ。