最後に観たのが「ハウスジャック」なので、およそ1年ぶりのトリアー監督です(そう言えば早く「キングダム」観ないと)
多分この映画すごく好みなんだけど、どう感想書いていいのか分からない語彙力・表現力の欠如。とりあえず頑張って何とか感想書いてみることにします。
冒頭の絵画的な表現で物語のあらすじを描いてるところが大好き。
病んだキルスティンの奇行は別として結婚式やウェディングドレス自体はすごく素敵だったので、所詮人非人な私の内心はキーファーに1番近かったように思います。お姉ちゃんみたいに優しくなんかできない。
うちの場合は妹じゃなくて弟で、うつ病でもなく癇癪持ちだけど、いろいろ台無しする弟にめちゃくちゃ腹が立ったことも少なくなくて、ちゃんとできないキルスティンにすごくイライラしちゃいました。
だって、長男ガルドがかわいそうで・・・
でも家族最低だったしキルスティンもかわいそうだし、う~ん・・・
避けられない天災が何より怖いので、後半はとにかく恐ろしかったです。
映画と全然関係ないことなのに、日ごろ不安に思ってることとかが急に思い起こされたりして不安を煽られました。
世界の滅亡が迫った時、姉派か妹派かで言ったら私は姉派で取り乱して大泣きすると思うんですけど、それよりむしろキーファー派かもしれなくて、おかしいな、こんなはずでは。
ここまでくると、この映画観てキーファーに共感しちゃう世界にたった一人の存在のような気がしてちゃう。
なんだか観てる時のメンタルにも左右されそうな映画ですよね。
もう一回観てもきっと不安になっちゃうだろうけど、時間置いてまた観る時はDVD買って観ようと思います。