よっしー

早春のよっしーのレビュー・感想・評価

早春(1970年製作の映画)
2.5
「早春」

「映画に共感性を求めちゃいけない」これを自分に何度も言い聞かせているが、共感できなさすぎる映画はどうしても評価できてない。
童貞の主人公が女にちょっかいを出し、それが段々とエスカレートしていく。
モラルに反するような行動が多いと感じるが、好きなこの気を引きたいという一心で、アウトな行動に出てしまうのは思春期にありがちなことなのかもしれない。実際自分もそうだったかも。
しかし、第三者視点で見ると、それはサムく引いてしまうようなこともしばしば。この物語の主人公もまたその類。
色彩が豊かで、水の表現がとても素晴らしかった。また、音楽もかっこよかった。ストーリーこそ共感できなかったが、映像と音楽表現には長けた作品だった。スコアはこの点を加味して。
よっしー

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