クロスケ

ライフ・アクアティックのクロスケのネタバレレビュー・内容・結末

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

【再鑑賞】
ウェス・アンダーソンのフィルモグラフィーの中で最も好きな映画。やはり、ラストシーンには毎回泣いてしまいます。

小さな潜水艇に、ビル・マーレイを始めとするオールスターキャストが身を寄せ合うように乗り込む。ケイコウフエダイの群れが通り過ぎたあと、漆黒の闇の奥から、ジャガーシャークがゆっくりと姿を現す。登場人物たちはその行方をじっと見つめている。

潜水艇という乗り物の構造上、正面と横側に視界が限定されているのですが、これだけのスターたちが、みんな揃って同じ方向に視線を投げかけているという絵面に、鈍い感動を覚えます。

デヴィッド・ボウイの楽曲の使い方も印象的で、何と言っても、赤いニットキャップとハーフパンツ姿のウィレム・デフォーが可愛い。
クロスケ

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