クストリッツァの最高傑作はアンダーグラウンドだというのが世間の評判だが、個人的に愛おしくてたまらないのがこの作品。「自分たちの戦争ではない」はずの戦争が、夫婦、親子、いろんな関係性を変えてしまう。人…
>>続きを読むどこか楽観的な雰囲気漂う、クストリッツァらしい一本。悲しい出来事が起きているのに、のほほんとした音楽がかかったり。
抱き合ったままゴロゴロ転がっていく描写、ベッドで空飛んじゃうみたいな表現が、おバ…
「クズのための誰かの戦争、我々のではない戦争のために死んでたまるか」
このセリフにクストリッツァの怒りが凝縮されてるようでした
戦争なんて理不尽なものは笑いで吹き飛ばそう、敵味方民族宗教の違いなん…
笑いと悲しみが同居すると言う、観終わった後に感情がぐっちゃぐちゃになる映画だった。
戦争という、権力を持つ一部の人間が「非論理的に、気分で」始める所業によって、一般市民・個人の人生や心がいかに壊され…