久しぶりにブレッソン鑑賞。
白夜を、もう一度見たい思いが再燃!
久しぶりのブレッソンの徹底した無表情の演出に、それだけで映画館で笑みが止まりませんでした。
夫婦の破綻がテーマであり、初めに彼女が死ん…
レコードの音がずり上がり、円盤を替える→クッキー(?)を手に取り口に運ぶ→図鑑をめくる、という一連の運動に "手を拭く" を挟まないことが映画なのだと教えてもらう。
ドアの開閉回数の多さが目を引く…
ドミニク・サンダは『暗殺の森』よりも起伏の穏やかな演技で魅力的だった
画面構成は二人の関係をなぞって柔らかく、静まりかえっていた
カメラはその力学を以て過不足なく筋を運んだ
しかし、この夫婦の…
愛の眼差し。
投身自殺を図った妻。夫の回想とともに彼女の一面が描かれる。
89分間淡々と夫婦生活を映し出される。ブレッソンが手際良く描いていた。夫として尽くしているつもりが妻にとっては孤独。そう…
冒頭、シーツが落下してくるシーンから始まり妻の喪失へと繋がっていく構成が鮮やか。
抑制の効いた画面構成に台詞回しは「妻の自殺」という喪失を抱えた男の生前の妻の階層へと繋がっていくが
まるで男の干渉す…
いかにもマテリアリストで気難しそうな男が、乾いていて何を欲しているのか釈然としてない美女に恋する、というか執着する。これが美のピークに達してるドミニク・サンダだから気持ちはわかる。ロマンスとは言えな…
>>続きを読む 初鑑賞です。
原作未読です。
好きな作品です。
濃厚でした。
①気になったところ
妻の涙に違和感を覚えました。
ぎこちなかった印象です。
心から苦悩しているようには見えなかったで…
初ブレッソン。もっととっつきにくい映像を想像してたけど思いのほか観やすかった
冒頭の顔を映さない画角で横移動するショット、インパクトあった。最初に映るドアノブ、何度も映るけど内と外で角度が違うのが気…
数ヶ月前にBS松竹か何かでのテレビ放映の録画を消化。フランスの60年代です。主人公のご夫婦の着ている服が、現代のユニクロのモノと見た目はそれほど変わりありません!どう見ても大学生かヤングミセスのドミ…
>>続きを読む『ラルジャン』がそうであるように『やさしい女』も自動性が中核にある作品だ。そしてその自動性は単に物語がそうであるというだけではなく、映画(ブレッソンの言葉でいうならシネマトグラフ)というものが持つ特…
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