ご飯を作りながら鑑賞。これがちょうどよかった。全体的に軽い。でもそれがいい。
それでいて、弟のお世話で恋をあきらめるシングル女性や、夫の下心を知りつつ追求をあきらめる中年女性も描かれていて、ほんのり苦味もあり。よく考えてみると、わりと「あきらめる」がたくさんあった映画のような気がする。
ひとがそれぞれ暮らす中で、みんななんらかのことをあきらめていて、それでも今年もクリスマスはやってくる。ジングルベルが鳴り響くと、手放したものよりも、今この手の中にあるものの方が素敵に見えてくる。そんなふうに思える映画だった。
ビル・ナイ扮するオールド・ロックスターのPVがロバート・パーマー風なのが笑った😆