シャマラン監督による家族もののヒューマンドラマ×コメディ。SF・ホラー・ミステリー要素は重要じゃない。
「SFの描写が雑」「怖くない」「オチがしょぼい」とか言ってる人多いけど、そりゃSFでもホラーでもミステリーでもないんだからしょうがない。
おそらく当時の宣伝とシャマランの世間のイメージのせいで不当な扱いを受けてる可哀想な作品。
変で面白い映画で俺は好き。
ミステリーサークル云々、宇宙人云々はただの背景で結局はメル・ギブソンの信仰の話であり家族の愛の再生の話。なのでSF要素に引っ張られ過ぎると見方が迷子になる作品。
極論宇宙人とかミステリーサークルじゃなくて「近所で連続殺人が起きてる」でも成り立つ様な話。
映画をストーリーで観る人、”オチ”を重要視する人、シャマランと言えばどんでん返し！を期待する人には合わない。
メル・ギブソン、ホアキン・フェニックスが兄弟役ってのがまずちょっと笑える。
男の子がマコーレ・カルキンに似てると思ったら弟なのか！
アビゲイル・ブレスリンのデビュー作。小さい時はマジで可愛らしい。
家族が皆キャラ立ってていい。中でもホアキンが良い。
ちょい役のくせに美味しいポジションに収まってるシャマランも笑える。
伏線もやり過ぎな感じがせず丁度いい塩梅。
