CATHAT

女と女と女たちのCATHATのレビュー・感想・評価

女と女と女たち(1967年製作の映画)
3.3
全編シャーリー・マクレーン主演のオムニバス映画。単体だと物足りない・・・ようなものもあるが、そこはオムニバスならではで、7編全て視聴するとかなりバランスの取れた作品。

特にラストの『雪の日』は良かった。そう来るか〜という感じで、短編としてかなり完成度が高かった。

ただ、「シャーリー・マクレーンが7人の異なるキャラクターを演じ分ける!」というのが今作の最大の売りのはずなのに、かなりの確率でマクレーンお得意のキュートなキレ芸(?)ガールが主人公なので、そこは脚本に問題があったかなぁ・・・でも、話としてのバランスは良かったので、何なら『ボッカチオ'70』や『パリジェンヌ』のように、全作ヒロインを取り替える、というのでも良かったかも。
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