追いかけては離れ、離れては追いかけを繰り返す、元恋人同士で今は隣人の2人。
次第に歯車が狂いはじめ、最後には完全におかしくなってしまうファニー・アルダン。
過去に愛人との別れで自殺未遂をした事が…
トリュフォーは当時日本でも人気の監督で、この映画は評価が高かった。
今回初鑑賞だったが、既視感あり。後によく似た作品が作られたからだろう。
昔の恋人が隣に引っ越してきて、再燃する。
破滅必至のパタ…
トリュフォーの映画は愛という名の私怨に満ちている。とにかく暗い。陰鬱。
性格がそっくりな2人の男女。
あまりにもそっくりなためなのか、理解しすぎて最期は破滅する。なんだか自分のダメなところをひたす…
1981年のフランス映画。
昔の恋人が隣に引っ越して来て、不倫関係に。
そして、衝撃的なラストを迎えた。
渡辺淳一の作品にもあったけど、後始末の事やあとに残るお互いの配偶者や子どものことは、もう考え…
・撮り方が本当にヒッチコック的で、登場人物も簡易化していないからフィクションとノンフィクションの狭間を上手く揺れ動いていて面白い作品だった。
・冒頭でちゃんと示しているのに最後に騙されてしまったのが…
助監督としてトリュフォー作品を支え続けてきたシュザンヌ・シフマンがジャン・オーレルと共同で脚本を手がけた。
セザール賞を総ナメにした前作『終電車』に続きジェラール・ドパルデューと再びタッグを組み、ト…
冒頭の車が走る所をおさめた空撮によるロングショットと同じ構図で走るパトカー(救急車?)に代わるまで、登場人物たちはひたすらに歩き、それを長回しで捉えていく。室内の明かりを点ける/消すことにより共有…
>>続きを読むひたすら胸が苦しくなる
冒頭、田舎である町並みが、パトカーのフォローによって遠景で描かれていく。そして、これは確かに夫人が語る物語であったことが、激動のラストシーンの夜明けによって再起する。こんな…