けんけん3号

ベイブのけんけん3号のレビュー・感想・評価

ベイブ(1995年製作の映画)
3.6
ちょっとハートがやられちゃっているので、動物もので癒されたくて鑑賞。「マッドマックス」のジョージ・ミラーが脚本ということで、どんなもんかと思ったが、流石、単なる子供向け作品とはちょっと違っている。酷い描写こそないが、家畜の現実をちゃんと伝えている。アヒルが食べられることを理解していたり、ベイブの家族も天国に行ったのではなく出荷されていたり…。ファミリー映画だが、しっかり家畜にも命があり、ちゃんと生きているというメッセージもある。映画としての見どころはベイブをはじめとするリアルな動物たち。特に主役のベイブはビジュアルがとにかく可愛い!そして性格が素直!しかし、動物たちはどうやって撮影したの?1995年の作品だが、初鑑賞なのでビックリした。リアルだけど、どこか可愛いらしい。終盤の羊の後ろ姿には思わず笑ってしまった。ラストもスカッとするし、子供から大人まで楽しめる良作だった。続編にも期待しちゃうね。