森田ひかる

横道世之介の森田ひかるのレビュー・感想・評価

横道世之介(2013年製作の映画)
4.8
出会えたことが、うれしくて、可笑しくて、そして、寂しいー。

鑑賞後、この作品のキャッチコピーのように思った人はとても多いはず。

不器用で空気を読めないところが多少あるがどこか憎めない。
そして自分より他人の心配をし人の喜びを自分のことのように喜ぶ。
見た人を優しい気持ちにさせるマジックのような作品。
名前が「横道世之介」なのにもしっかり意味があるし、過去と現在を行ったり来たりするが大変観やすい。
ラストシーンもとても良いし、世之介と祥子との会話も愛おしい。

自信を持って言える良い映画。
森田ひかる

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