スタニスラス=アンドレ・ステーマンを原作としたクルーゾーのノワール。妻の浮気を心配する夫が、拳銃を持って現場に駆け付けると、相手の男はすでに死んでいた。妻は自分が殺したと告白。夫は現場から証拠、指紋…
>>続きを読むいつも思うのだけれど戦後のフランスはもっともっと前の時代のよう。
さんざん引っ張って、夫婦は結局金持ちじいさんを殺してなかったという拍子抜けするようなラスト。
歌手の妻に思いを寄せている女性写真家が…
鍋から大量の泡が溢れるショット。泣きながら笑う女。ワルい美女に踊らされる哀れな男たちの行く末。女同士・夫婦同士が互いを守るために過ぎ行く時間が嘘で塗り潰され、上手いことハマってしまうのがなんとも滑稽…
>>続きを読む「恐怖の報酬」のアンリ=ジョルジュ・クルーゾー作品。
戦後間もないパリの下町。
場末のクラブ歌手をする妻とピアノ弾きの夫。
店の客にお色気を振りまく妻に夫は何時もイライラ。笑
ある日、妻は映画会…
コロンボなど後世の刑事ものにも影響を与えている気がする。刑事役ジューヴェさんは味のある俳優だと思った。下町の人々の中には警察を毛嫌いする者もいるが、捜査側にも苦労はある。殺人事件を巡って描かれる人々…
>>続きを読む男の嫉妬!
妻が目立って男にモテるタイプだと、夫としては、、まあね、分からなくはないですが(^^;;
設定が中々複雑で、犯人は最初から分かっているんですが、なんでそんな風に?とか、さてどうなるん…
1947年の戦後間もない頃に公開されたルノワール・サスペンス。フランスの社会情勢と特に刑事がアフリカ系の子供を養子にしているあたりは、南米地域の植民地政策についての政治的背景を読み取ることができる。…
>>続きを読む思いもしなかった刑事と写真家の背景
自分の中に古い作品に対する先入観があったことに気付かされた
この時代にこのさりげなさ
この時代だからこそのさりげなさ
監督の手腕に驚く
夫婦どちらもどこに魅力が…