サブカルディベート全国大会があれば、
「でも、汚れた血、好きです」
の一本で、関東大会までは進めるぞ。
この、おしゃれ。この、おもろい。
本をたくさん読むから、
詩的で、早熟で。
それゆえに、早めに老いていくのだろうか。
早熟ってそう言うもの?
それは、魂の上限を増やす作業ではなくて、
早めに限界まで埋めちゃう作業なのだろうか。
まあ、例え、前借りの作業なのだろうと、あんなに素敵な言葉を使いこなせるのなら、
借りれるうちに借りといて、損はない。
返せなくなったら、その時じゃん。
君とすれ違うと言うことは、世界とすれ違うと言うこと。
夜はその像を使って夢を織っているらしい。
君の体から、俺の指紋が消え去るまで。
沈黙を守るんじゃなくて、沈黙が人を守ると。
絶対に原文ママじゃなくて、ごめんやけど。
彼は彼女に気持を尋ねても、曖昧なばかり
男と女のありきたりな会話。
お喋りサイコー野郎。
腹ん中のコンクリートは、やっとなくなって、
スピードの恍惚を、思い出せたでしょうか。
若い奴は心変わりをするもんだからさ。
まんまと変わっていく自分にも相手にも世界にも、抗って、必死に守りにいかないといけないもんがあるんすよ。消化試合の老耄とは、訳が違う。
もしスイスに着いたら、敷石の一つ一つに、石段の一つ一つに感謝して、自然の元へ。
人生について学ぶ時間はもうない、
人生を立て直すために、準備をしていたらいつのまにか終わりが近い。
いつの日か、別の日か。
よりも前にやってきた今際のキワキワ。
疾走するほどの愛
絶対にウチらも感じた、スピードの恍惚。
カメラにもはや置いていかれそうになるペース、効きすぎて脳みそ揺れた。
ラジオ、ありがとう。
その走って、終わって、都合よく、効率よく、一周してた、とかじゃなくて、
あの子の元に戻るためには、
ただただ、同じ距離を帰ることにはなることを伝えてくれる、あの2秒ほどのショット。アクション。
すげえ嬉しかった。
それでこそ、正真正銘の爆走。
その辺に止まっている車をひっくり返すほどの愛、あなたを抱えて届けるほどの愛、シェービングクリームを投げつけるほどの愛、空の真ん中でこっそり抱きしめるほどの愛、スケルトンの扉にぶつかるほどの愛。
最初は特になんか、距離が近くて、視界が狭くて、目まぐるしくて、世の中に置いていかれそうな、鬱屈か、バカか、若さか、愛みたいなひとりぼっち。
上裸3人で車乗るのかっけえね。
とてつもなく衝動的な映画だと思いきや、
性感染症。ハレー彗星の異常気象。
借金。ワクチン。腹話術まで、ここに持ってこれるんすね。
めちゃくちゃ緻密な、構成と展開。
汚れてない血。とは。
血の交換、それ以上は聞きたくない。
30女。年上ジジイ。年下元カノ。アメリカ女ボス。ガキ俺。死んだ親父。離れた地元。
バイクのあの子、カッコ良すぎて笑っちゃうよな。
赤と青と黄色と斑と、惚れた女の笑う姿に惚れるのも、不可抗力でございますよね。
鏡の中の君は美しい。
鏡の中のカップルに、何がおこるか。
あとあれ、
映像のズルをふんだんにつかったマジック。手品。
大好きなんすよ。
ピエールエテックスのイメージ。