ニーチェの馬に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「ニーチェの馬」に投稿された感想・評価

ニーチェは出てこない
1889年1月3日、哲学者のニーチェはトリノの広場で御者に鞭打たれている馬を見て、その首を抱きかかえて号泣し、その後発狂したと言われている
この出来事にインスパイアされて作られ…

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気高い人間が彼ら自身も存在しない敗者であることがなぜ間違い?変化とは何か?と思いながら見ていたがわからなかった。

水も火もなくなった様はあのお喋りのおじさんの話だと堕落させられた世界に相当すると思…

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流石に長回し多過ぎるしほぼ修行映画だが、なんか雰囲気は好きな感じ。
ショットとラスト。

生き止まり


🐎タルベーラ監督作品
🐎タルベーラ監督初鑑賞
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月曜の朝を150分の映画にした
みたいな映画

だからこそ、人の一生と重なる点がある作品だったと思う。

内容自…

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このレビューはネタバレを含みます

・素晴らしく堂々としたロングテイク。
・運動の反復でありながらも全く異なる動きが見られる。
・運動での魅了の仕方が、能のそれと近いのでないかと感じ、タルベーラ作品に一層興味が湧いた。
johntn
3.5

芸術家はどんなに辛い状況でも
何かの価値を見出さなければならない
そんなこともあるのではないか

例えば悲嘆にくれて心が壊れそうでな時でも涙を垂れ流しながら、創作を続けないといけない時もあるのでは

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3.2

このレビューはネタバレを含みます

(5/9追記 一晩寝て起きたら印象に残ってる画が結構あって、長回しがめちゃくちゃ効いてる気がしてきた 一周回って良い映画だったとすら思えてきた なんだこれ?)

???????????????

わ…

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激しく吹き荒れる風の中、主人公の一人である父が乗る馬車を、老いた巨体で必死に引く馬の荘厳なモノクロ映像で始まるオープニング。これがこの映画のクライマックスかもしれない。
荒々しくも神々しいこの馬はそ…

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shingo
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2012年鑑賞。
ループを繰り返しながら、ちょっとずつ状況が悪くなりそのうち絶望的になっていくあたりがリアリティあって怖い。ジャガイモ食べたくなった。

虚実の反転。スクリーンがなければ観客はなく、主題がなければ背景はない。
演出と自己言及の騙し絵といえるバルジョル、ユスターシュの『豚』をさらに洗練した作品だと思う。
湯気のにおい立ちそうな洗いたての…

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