ポンテコルボの商業映画。前作『アルジェの戦い』はドキュメンタリ^・タッチで、第三者の視点で描いていたが、本作は圧制者の視点で描き、心の揺れ動きが話を転がす。感動も薄いし、作品の重要度でも見劣りがする…
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【ジッロ・ポンテコルヴォ】
2012年発、評論家が選ぶ史上最高の映画トップ50 (「BFI(英国映画協会)」発表)
48位。アルジェの戦い
【 監督 】 ジッロ・ポンテコルボ
【ジッロ・ポンテ…
積読BDより。お目当てはモリコーネの音楽。テーマ音楽とも言える『Abolisson』は名曲だ。タイトルの意味は「廃止」。何を「廃止」するかといえば植民地主義が生み出した奴隷。最初の革命のとき、この曲…
>>続きを読む作って殺して革命家
架空の植民地を舞台にしたマーロン・ブランドが堂々と悪行を行う身も蓋もない大英帝国の脅威を描いた歴史劇。
監督の長所の筈のドキュメント風な作りが全然空振りしていて、革命を題材に…
「ケマダの戦い」
数年前にキンレコから最終盤BDでポンテコルヴォ監督が金獅子に輝いた傑作アルジェの戦いが発売され、今年は遂に彼がM.ブラント主演に迎え民族独立を描く「ケマダの戦い」のBDリスト…
時期的には「ラスト タンゴ…」の少し前の作品と思うが、「ラスト」のようなくたびれた中年男ではなくシブい40代のマーロン ブランドを堪能できた。金髪に染めて(?)ふてぶてしい一匹狼的な英国の工作員を演…
>>続きを読むポンテコルヴォのドキュメンタリー・タッチということを考えたとき、架空の国家を舞台にし、ブランド、サルヴァトーリを起用した劇映画らしいパートも多くなっているのはマイナスイメージになるところでしょう。
…
一番カッコ悪い(個人の感想です)頃のM・ブランド。白人支配の続くケマダに降り立った一人のイギリス人。彼は鞄持ちの男を啓発し革命のリーダーに仕立てる。しかし彼の真の目的は砂糖貿易の利益を恣にすることだ…
>>続きを読むMarlon Brando
~12th Death Anniversary~②
※ジュリアス・シーザーと本作品の☆評価はあくまでもマーロン・ブランドの演技に対する評価です
西インド諸島のサトウ…
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