オノタカノフ

D-TOXのオノタカノフのレビュー・感想・評価

D-TOX(2002年製作の映画)
3.0
午後ローにて。初見。

出だしで、スタローン刑事(本当はFBIですが)が凶悪犯を得意のアクションを交えてやっつけるという見慣れたやつね、と早とちりをしてしまいました。

飲んだくれのスタローンが友人の刑事に連れられてやたらと寒そうな場所に来てから、一転、サスペンス・スリラー風味が漂う。「遊星からの物体X」が頭をよぎるが、雪に閉ざされた密室空間と犯人の正体がわからないことくらいの共通点しかないか(笑)。あっちは正体があれなんで何でもありでokだが、こっちの正体は人間なんで、いくらなんでも強すぎないかと思わないでもない。

クリス・クリストファーソンやロバート・パトリックなど個性的な面々揃いだが、その割には展開が単調な気もする。
オノタカノフ

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