◼️ラース・フォン・トリアー監督作品〜🎬◼️
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」などの作品が有名なラース・フォン・トリアー監督作品作品〜
同監督作品こそ、仕事に対するヒントが隠されている〜とは思っていたけど〜
うつ映画が多そうで、同監督作品を避けていました〜
U-NEXTから一旦、同監督作品がなくなりましたが〜最近、U-NEXTに復活〜✨
この機会に同監督作品を色々見てみよう〜と決心しました〜
本作は、知的障害者を演じることで社会を挑発するグループを描いた問題作。
意外と面白かったです〜✨
◼️「退行」という言葉が頭に浮かんだ〜◼️
精神分析の租フロイトによると〜
「退行」とは、防衛機制の一つ。
防御規制とは、不安や受け入れたくない現実といった心理的ストレスが生じた際に、自分の心を守るために働く無意識の反応であり、誰にでも備わっている自我機能のひとつである。
「退行」とは、困難な状況に遭遇したとき、精神発達上より未熟で幼稚な段階の行動を示す。
例えば、”赤ちゃん返り”が分かりやすい例でしょうか?
子供のような振る舞いをする行うことで、人から優しく扱われたいという無意識の心理が伺えます。
本作からは、知的障害者を演じることで他人からかまってもらいたい、注目を浴びたいと言う心理が伝わってきました。
人々の偽善を、自ら知的障害者のふりをするというやり方で暴こうとするグループ「イディオッツ」。
彼らには上記の目的があるようですが、私には、自分に優しくしてくれる人、かまってくれる人を探しているようにしか見えませんでした。
彼らは、家庭内の問題を抱え、加えて、複雑な生い立ちを抱えているように見えました。
知的障害者のふりをするという未熟な「退行」を行い、子供の時に満たされなかった愛情を大人になって受けているように見えました。
次のラース・フォン・トリアー監督作品も楽しみになってきました〜✨