(2025/01/20)∀No.21
動作の途中でカットを繋ぐ離れ技もさることながら、女性陣の流れるような台詞回しが凄まじい。
撮影技法と演技の相乗効果にも大きな影響を受けているが、昨今のいわゆる…
永遠に見ていられる。永遠はないという話だけど。この日本家屋の屋敷にはドアがなく、空間が開け放しになっている。気まずいことが起きようともその場に居合わせないといけない。空間に複数のモードが混在していて…
>>続きを読むあっちこっちから突然誰かが出てくる縦横無尽な編集が楽しい。一歩間違えたらゴレンジャイみたいなコントになっちゃうかも?
カット頭にちょこっとだけそこに繋がるような仕草だったり動きが、本当に細かく
懲り…
ほぼフィックスの中で大女優達が演技合戦を繰り広げている。そこに一切台詞を覚えずに入ってくるレジェンド栗島すみ子怖すぎて見ていてほんと笑顔になってくる。MVPは、役どころに個性が出しやすかったというの…
>>続きを読む☆たぶん三回目の鑑賞。10年少しぶりかな。いつものことですが、情けないかな、ほぼ初見の感覚。
☆今月は日本映画の黄金時代50年代の名作が目白押しでした!
☆私はつた奴(山田五十鈴)に感情移入しました…
ずっと面白い。なんなんだこれは。
沈んでいくいや~な話であり、フラットな田中絹代以外は皆それなりにダメだったり嫌な所も目立つのに、とにかく画面がソリッドかつ豊か。時代性もあるんだろうけど、成瀬とスタ…
はじめて見たときに湧き上がってきたエモーションの感じ、をよく憶えている。久し振りに見直して(劇場で見たのははじめて)、どうしてそんなに感動したのだろうと不思議に思った。今回はむしろ技巧というか、成瀬…
>>続きを読む原作は幸田文、監督は成瀬巳喜男。
芸者置屋を営む山田五十鈴、その娘の高峰秀子、芸者の杉村春子に若い芸姑の岡田茉莉子。さらに賀原夏子と。
そしてその置屋に女中として働きはじめる田中絹代。
もうどん…