エリアス

トータル・リコールのエリアスのレビュー・感想・評価

トータル・リコール(1990年製作の映画)
3.0
1990年のポール・バーホーベン監督作品。出演はアーノルド・シュワルツェネッガー、レイチェル・ティコティン、シャロン・ストーン、マイケル・アイアンサイド、ロニー・コックス。1966年発表のフィリップ・K・ディックの短篇「追憶売ります」を肉付けしての映画化。模造記憶によって火星旅行をする男がいつしか現実と夢の境界を失なって体験する冒険を描く、SF大作。

その当時のSF映画なのでレトル感満載だが、テンポがも良くて観て損はない内容だった。色んな意味で見世物を意識しているので、そういうシーン(顔面スライド式に壊れていくおばさん、ミュータント等)は見応えがある。ただ、発振機を鼻から取り出すのはどうなんだろうか?もっとスマートな方法にして欲しかった。また、乳房は3つ要らない。多ければ良い訳ではない(笑)。

シャロン・ストーンが抜群に魅力的で、完全にブルネットの女を喰っていた。そして、その後の「氷の微笑」のブレイクに繋がる。
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