十九歳の地図の作品情報・感想・評価・動画配信

『十九歳の地図』に投稿された感想・評価

中上健次の短編を柳町光男が製作・脚色・監督した名作。sひゅつ園舎が凄い。マリア様の沖山秀子、店主に山谷初男、他にも原知佐子、白川和子。そして紺野役の蟹江敬三。圧倒される人選。柳町の2作目。本作から快…

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原作は戦後生まれで初めての芥川賞作家の中上健次。同氏とは同郷で高校の先輩。中上氏原作×柳町氏監督3作品はじめ、中上氏原作の映画化された作品はほとんど全て観ているが、やはりどの作品も忘れ難い。好き嫌い…

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中上の原作から。
短編の断層とは、19歳の地図では、絶望の向きが違うが、どこに怒りをぶつければ良いのかわからない主人公の気持ちが感じる。何と葛藤してるのだろう。映画だとより湿度を感じられたので小説派…

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本当にそこで生きてるかのような、当時ならではのエネルギーが伝わる。
根は本当に良い人なのにコンノさん。。
「どういう具合に生きていけば良いのか、分からないなあ」のセリフが、心にぶっ刺さる。
嫉みや仕…

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4.1
このレビューはネタバレを含みます
全員どこか癖のある登場人物ばかり
主人公も性格が悪いが、朝早くから新聞配達して頑張っている、、、
一番印象に残ったのは、最後マリアがゴミの中から綺麗な衣装を見つけて喜ぶシーン
隼人
3.6
当時の北区の街の雰囲気が匂いまで生々しく伝わってきて貴重な映像だった。
蟹江敬三さん演じる紺野さんが今の綺麗な役者さんには出せないガチのダメ人間の感じが出ていてすごかった。
すえ
4.3

記録

【傲慢】

童貞浪人生絶対殺すマンと化している本作。巷で持て囃される眩しい青春映画の裏に、本物の青春を描いた映画があるのだ。ムワッとした湿度が堪らない、何も持たないクセして高慢ちきな学生を見…

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このレビューはネタバレを含みます

結局最後電話越しに言ったきりでなんにもできないどうしよもない世界の片隅なのがすごくいい

かさぶただらけのマリアさまが階段から落ちるシーンとか紺野が中原中也の春日狂想の話をするところすき

みんなダ…

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tocci
3.9
久々にずっと見れた。
たぶん陽の光の感じが、浪人生の有り余る時間と無なかんじが出ていた
このレビューはネタバレを含みます

「右翼思考」の主人公は、新聞配達の仕事で嫌と言うほど目にする「この街の貧乏で馬鹿な奴ら」を嫌い蔑み、暴力で制裁に出る⋯
それは、町のガスタンクを爆破し、新聞代を滞納している「ターゲット」を一斉に吹き…

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