K、何がしたかったんだ。変わってる奴だった
けど意外と人って他人に言えずに抱えてしまうことがあるんだろうな
とはいえ彼女の前で暴走しちゃだめよ
やっぱりアドリブが映画のリアルさを際立てていた
『…
わ。困惑。正しい見かたがわからない。
「台本なし、即興」の諏訪スタイル。これ正直、役者の力量にかなりタノむことになるとは思うのだけど、彼女が音信不通になったあとのカフェのシーンなんかは、やっぱり渡…
よかった。ありきたりっちゃありきたりだけど、いい。
即興やっぱりいいな。全然違和感なくて自然だった。ときおり暗転することで、時間経過させてるのも良かった。音楽とかがあんまりないからなのか、声を荒げる…
徐々に壊れてゆく二人の男女。
自己と他者、デュオとソロ。
固定カメラによって捉えられた、狭いアパートの一室で繰り広げられる男女の諍い。
即興演技によって、俳優たちの感情が激しく生々しく露呈される。
…
「困ってないよ、なんか辛いだけ。」
自分と他人の境目がわからなくなると、他人の辛い気持ちまで自分のせいに感じて、自分が受け止めるようになってしまうんだよね。
もともとヒモ体質で甲斐性のある男とは…
初見の時、自分でも信じられないくらい嗚咽した。圭が洗濯物を投げつける辺りからはヒリヒリと焼けつくようで、ずっと泣いていた。
何者かになりたいのに、いくら足掻いても近づけない焦りや苛立ち。自身の理不尽…