わ。困惑。正しい見かたがわからない。
「台本なし、即興」の諏訪スタイル。これ正直、役者の力量にかなりタノむことになるとは思うのだけど、彼女が音信不通になったあとのカフェのシーンなんかは、やっぱり渡辺真起子さんの上手さが目立ちすぎて、見ていて辛かった。後年、これとは真逆で「台本読み込みまくり」の濱口スタイル『ドライブ・マイ・カー』をも経て、今やアカデミー賞の舞台にも立った西島さん。いま同じスタイルをやったらそりゃもっと、、などと考えてしまう。
申し訳ないが個人的には、若かりし西島さんのセリフは全部カタカナで脳内変換されてしまったのです。「タノム!カネクレ!ホラヨコセヨ!」のあたりなんて、あまりにも円谷プロ®︎の某怪獣で、話が入ってこなかった。ほんとに申し訳ない。