夢オタク

パーフェクト ワールドの夢オタクのレビュー・感想・評価

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)
4.1
周りからしたら誘拐犯と人質でしかないのかもしれないけど、2人には間違いなく友情があった。

ブッチが、キスした相手のこと愛してるの?って聞かれた時、当たり前だよと答えた優しさが好きだった。

彼は最初から最後まで、ある意味では犯罪者であっても、ある意味ではきちんと道理をわきまえてた。子供からしても悪い人ではないと思えた彼が、本気で他人に対して怒りを見せた時、恐怖が芽生えてしまうのも無理はない。最後がああいう終わり方で、またあの始まり方に繋がったのがすごく良かった。
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