一躍有名となったアメリカンの成功に対する『責任範囲』
トレーラーにある通り文字通りヒーローとなったトニー・スタークですが、性格も相まって派手に立ち回るところから始まる本作。
成功して力を得るとその力を使用するとき『責任範囲』というものが必ず付きまといます。
※仕事のお話に近いですね。力を業務遂行能力と言い換えると、
『遂行できる範囲はヒーローってどれくらい?』…的な話です。
ヴィランとの掛け合いやアクションシーンよりも、この『責任範囲』と『遂行能力』を考えさせてくれる点が私的には楽しめた部分でした。
結局のところ1人工ではどんなにスーパーな人間でも業務遂行は難しく、『責任の範囲をある程度限定』するか、『仲間』を増やして多数で業務遂行するしかないのです。
というような仕事の幅や責任区分、そして会社(本作でいうと国?)との関係性を考えさせてくれるヒーロー映画だったなと思います。
本作も結構古い作品ではありますが、まだ未鑑賞の方はぜひご鑑賞してみてはいかがでしょうか。