【小池栄子さんだけ】
(以下は2001年に書いたレビューです。)
小池栄子さんのがんばりくらいしか見どころがない。
人間関係のおかしさを出したいらしいんだけど、作る側が面白がっているだけで、見る側が面白がれるようにできていない。多分、背景だとか昔の関係だとかをきっちり詰めて構想していないからじゃないのかな。場当たり的な作り方をしているような気がする。
映画館でも、前の方で一人だけ大声で笑ってる男がいたけど、まさかサクラじゃないだろうな(笑)。サクラじゃないとすると、作った奴と同じような資質の人間なんだろう。それは残念ながら少数派なのだ。
20点でもいいけど、小池さんには『接吻』以来一目置いているので、彼女に免じて40点。