20世紀のモダニズムがどこへ向かい、その最果てがどのようなものであるかを描いた作品になるだろうか。そのため、映画の冒頭でフェルディナン(ジャン=ポール・ベルモンド)が朗読する美術評論は、そのままこの…
>>続きを読むこの映画以降ずっと継続するゴダール独特の詩的、知的世界観が、平凡なドタバタ逃走劇の中であざやかにほどよく示されている。深刻でシュールで気違いじみているのに、なぜか爽やかで明るい。刹那的で美しい。最後…
>>続きを読むゴダールの最高作。ベルモンドのフェルディナンが、サミュエル・フラーに出会い、映画とは何か、と問う。フラーは答える。「映画は戦場のようなものだ。愛、憎悪、アクション、暴力、死。一言で言えば、感動だ」。…
>>続きを読む【音、色、光のトリップ】
ジャン=リュック・ゴダール監督・脚本×ジャン=ポール・ベルモンド主演の1965年の作品
〈あらすじ〉
殺人事件に巻き込まれ、逃亡したフェルディナンと愛人マリアンヌ。彼ら…
話としてはなんだかアホで最悪。でも最高。
フランスの可愛い女の子って、生意気で気まぐれでいい加減。可愛いアンナカリーナがピッタリ。ファッションもスタイルも最高、どの場面を切り取っても、ポスターにな…
このレビューはネタバレを含みます
思想だけあって感情を表現しない男と、感情はあっても思想のない女。
お互いに見かけや身体のみで惹かれあった二人が理解していく様子のみだったら、確かに感動的だけど、それは凡作だっただろうなと思う。
女の…
このレビューはネタバレを含みます