ピエロ…フェルディナンだよ、という掛け合いが印象的。なんか物語の展開が急に早送りになったりスローになったりで置いていかれそうになる。突然観客に語りかけてきたり、セリフはもうほぼ詩である。突然女性が上…
>>続きを読むゴダールの最高作。ベルモンドのフェルディナンが、サミュエル・フラーに出会い、映画とは何か、と問う。フラーは答える。「映画は戦場のようなものだ。愛、憎悪、アクション、暴力、死。一言で言えば、感動だ」。…
>>続きを読む【音、色、光のトリップ】
ジャン=リュック・ゴダール監督・脚本×ジャン=ポール・ベルモンド主演の1965年の作品
〈あらすじ〉
殺人事件に巻き込まれ、逃亡したフェルディナンと愛人マリアンヌ。彼ら…
話としてはなんだかアホで最悪。でも最高。
フランスの可愛い女の子って、生意気で気まぐれでいい加減。可愛いアンナカリーナがピッタリ。ファッションもスタイルも最高、どの場面を切り取っても、ポスターにな…
思想だけあって感情を表現しない男と、感情はあっても思想のない女。
お互いに見かけや身体のみで惹かれあった二人が理解していく様子のみだったら、確かに感動的だけど、それは凡作だっただろうなと思う。
女の…
気狂いピエロとめっちゃ気狂いマリアンヌと思ってたらもっと気狂いフェルディナン。
色使いがお洒落。
マリアンヌが言った人間の一生は平均寿命で計算すると26億秒。1ヶ月一緒でも大した時間じゃないってセリ…
ダイナマイトなハニーでも良い話。おそらくゴダールさん本人の話なんじゃないこれ。ああやって女に振り回されて利用されたけどそれでも憎めないし、むしろ愛していると。でも最終ああするしかないし、あれが“永遠…
>>続きを読む恋が終わってしまったら人は狂ってしまうのかもしれない。
とても観客の思惑を意識して作られた映画だと思いました。
カメラ的なことを言及すると、時折ワンシーンで「ちょっとチルトする」、「ちょっとパンする…