似太郎

ビルとテッドの大冒険の似太郎のレビュー・感想・評価

ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)
4.2
【映画は冒険だ🤠】

若き日のキアヌ・リーヴスが崇める意味で『殺したいほどアイ・ラヴ・ユー』や『バックマン家の人々』なんかと並ぶ破茶滅茶なタイムスリップ系コメディになっている。この素っ頓狂な二人組を見てるだけで愉快な気持ちにさせられる。

『101』『陽のあたる教室』『ロック・スター』など娯楽とエンタメに徹する事が多いスティーヴン・ヘレク監督らしいご機嫌なSF青春コメディの佳作!

設定的には『バック・トゥ・ザ・フューチャー』以上にドラえもん色の強いチープさがあって微笑ましい趣向の作品。家族揃って楽しめる能天気な雰囲気があり時空を超えた旅を満喫できる一石二鳥さ。ユルユルな展開なのになぜか許せてしまう愛しさがあって私好みの一作だった。

こういう能天気でスカッとするアメリカの喜劇の方が今は観ていたい気分なのだ…。🎍🍣
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