このレビューはネタバレを含みます
マット・デイモンとベン・アフレックが二人で頑張って脚本書いた映画。名作と言われているけど、今更ながら初めて観た。マット・デイモンて、アメリカのその辺の大学生みたいなところがいいんだろうと思う。美男過ぎないし、共感が得やすいんだろう。感じがいい。今観ると、そんなめちゃくちゃ傑作かな?とも思うけど(多分思い入れがないからそう思うんだろう)、ロビン・ウィリアムズの優しい演技が見られるのは嬉しい。友だち役の一人、見たことある人だなと思ったら、後に『マンチェスターバイザシー』で名演を残すケイシー・アフレックだった。ベンの弟。
偏見かもしれないが、友だち連中がスラム街の人たちにしては優しいしいい人。ボストンのスラムだからかな。他のスラムでは生き残っていけない感じがする。親友もいいやつ過ぎる。主人公は頭が良すぎて人を見下してるし、虐待受けて傷ついてる。彼女役のハーバード大学の学生が、お笑い芸人ばりにおもしろい。心を開けない主人公に傷つけられる。最後主人公が彼女に会いに行くのは虫が良すぎる感じがしなくもない。あんだけ傷つけておいて…という。けど上手くいってもいかなくても、自分の殻を破って街を飛び出したんだから、価値あることなんだと思う。何年かしたらまた観たい。