ブルドーザーが音を立てて道の両側から封鎖するシーンから始まる。
大陸横断の賭けでダッジ・チャレンジャーR/Tで疾走するコワルスキー。
盲目のラジオDJスーパー・ソウル。
全裸の女性がバイクで砂漠を走る。
笑顔で向かったコワルスキーの真意は分からない。
破滅願望なのか?可能性を信じる?
大陸の乾いた空気感が空しさを更に増幅させているような60年代から70年代アメリカ。
死に様とは生き様を学んだ映画です。
コワルスキーの居る場所は19世紀の先祖と同じ西部を馬を車に変えた現代。
追跡されるデンバーからカリフォルニアの国境越しの地点までの道程は彼にとって最後の旅となる。
1230マイル2032キロメートル。
30時間で2000キロ以上走らないといけない❗
ダッジ=カーアクションの代表格。
スーパーソウルとコワルスキーの僅かな時間であるが友情も感じる。
何で自分自身がこの映画に惹かれるのか?
自滅願望があるのか?
数あるアメリカンニューシネマの中で一番刺さった映画です。
VANISHING POINT 消滅点へ…
そして、キム・カーンズのnobodyknows🎵
ハスキーボイスがこの映画の荒野とマッチしており沁みるエンディングロール。