英語圏の人たちにとっては、『不思議の国のアリス』の物語って常識なのかな?
もちろんタイトルは知ってるし、時計を持ったウサギやトランプの兵隊のキャラクターは見覚えがあるんだけど、どういうストーリーなのかは知らなかったから、『不思議の国のアリス』を知ってること前提で作られた今作は私にはあまり楽しめませんでした。
「白いバラが嫌なら赤く塗れば良いじゃない」って会話が何かしらの鍵になってるんだろうなというのは想像が付くんだけど、高速回想シーンでチラッと映った“赤の女王の庭でアリスが白いバラを赤いペンキで塗っているシーン“にどんな経緯があったのか分からないからいまいちスッキリせず…
でもコレは桃太郎を読んだことない人が「きび団子が何かしらの鍵になってるはずなんだけど…🤔」って言ってるのと同じことだろうから、超有名童話を知らない私の責任ですね😂
ただ、事前知識を抜きにしてもそこまで面白いストーリーではなかったような…?
知り合ったばかりのジョニデを助けるために1人で敵城に乗り込んで行くのも命知らずだと思うんだけど、それは出来るのにナゼ預言巻き物に成功が保障されている怪物との闘いはあれほど嫌がるのか、納得感がなかったかなぁ〜。
まぁでも最後のジョニー・デップのファッターワッケンが楽しかったから良しとするか!笑
ってかジョニデってこの世で一番処刑台に立たされたことのある人間なんじゃない?パイレーツでもよく首はねられそうになってたもんね🤣
一番好きだったセリフは、ヘレナ・ボナム=カーターがアン・ハサウェイに放った「その眼をパチパチすれば、両親のように私も従うと?」ですね。
その通りすぎるくらい、アン・ハサウェイの上目遣いまぶたパチパチと、常に手が肘より高い位置にあるという誇張したお姫様の演技が完璧でした!