役者が実在の人物に合わせるのではなく、作品自体を主演スターに合わせに行くスタイルの方が、実は自分の好みなんだと気付かされた。流石はディートリヒだね。やっぱり映画は娯楽だエンタメだと再確認。ていうか伝…
>>続きを読む女帝エカテリーナ2世となる彼女は
圧倒的美貌と支配力で軍を束ね、華麗に階段を駆け上る。
あの宮廷の舞台美術、衣装全てが一流過ぎてそれを見るだけでも価値がある。
ピョートル3世が本当鬼畜変人に描かれ…
階段を駆け降りる若きエカテリーナことマレーネ・ディートリヒと同じ速度で真横から映すカメラ。悪趣味グロテスクな部屋の装飾。姑いびりの際、姑に命じられて部屋の蝋燭をひとつひとつ吹き消すショットが重なるが…
>>続きを読むTchaikovsky : Symphony No.4
Tchaikovsky : Marche slave
Tchaikovsky : Overture 1812
Mendelssohn : Ei…
早過ぎたティム・バートン?の様な、荘厳で金かかりまくったグロテスクな美術に心奪われるロシア宮中劇。
室内に居る人々の様子を動きまくるカメラでワンカットに収める情報量が凄まじくて、撮影技法の「スタン…
キャー!!変態よ〜!ってわけで東映異常性愛路線のように見えなくもない(みえません)。
ドアを閉めながらだったり、蝋燭の灯りにゆらめいていたり、編み目越しだったりと各種のディートリッヒクローズアップ…