息子を亡くし、自殺の事ばかり考えている監察医・安藤は、謎の死を遂げた友人・高山の解剖を担当することになる。その最中、彼の胃袋の中から暗号の書かれた紙片を発見。その意味は"PRESENT"であったが…
1998年(27年前)・97分・ホラー、サスペンス
当時佐藤浩市は36歳、真田広之は37歳、中谷美紀は21歳。
傑作ホラー『リング』の続編。定期的に観たくなる作品。
手術台の上で、解剖されている高山。ほぼ内臓が取られている状態で起き上がり、「自分の手首も切れないくせに、人の身体を良くこんな事できるよな…」と言うシーンは、何度観ても戦慄して、身の毛がよだつ。
浅川玲子が事故死したとの一報。後部座席に乗っていた息子は事故の前に死んでいた模様。不可解な点がいくつも。
TVマンを介して安藤は、呪いのビデオを入手する。ビデオの内容だけでなく、貞子の殺害される過程も脳内に入り込み、さらに貞子が部屋に現れ…
舞が安藤に触れ、彼の苦しみを理解する。哀れみから舞は、安藤と肉体関係を持つ。しかし、彼女は失踪。後日、まるで、"井戸"かの様なビルの通風孔から遺体で発見される。しかも、出産した形跡があるが、赤ん坊はどこにもいない…
呪いとか、貞子とか、が前に出ているが、"家族の繋がり"がテーマである様に思えた。