【バッドボーイズ祭り①】
クルマはポルシェ。
「アルマゲドン」や「トランスフォーマー」シリーズで知られるマイケル・ベイの監督としての出世作で、それまでコメディアン色の強かったウィル・スミスとマーティン・ローレンスがクール役に転じた記念すべき作品だ。
アメリカのニューヨークや、ロス、シカゴが犯罪都市として舞台になることが多い中、マイアミが本格的に舞台になった刑事ものは、ドラマ「マイアミ・バイス」が初めてだったように思うが、メジャーな映画では、ぼくの記憶のことだけれども、この「バッドボーイズ」が初めてだったような気がする。
NYPD、LAPD、CPD、そして、MPD。
そして、「バッドボーイズ」では、マイク、マーカスとアフリカ系アメリカ人が大活躍だ。
記憶が曖昧だけれども、この作品は、刑事としてアフリカ系アメリカ人が活躍する”娯楽””勧善懲悪”映画作品の先駆けのような位置付けのように思える。
冒頭で2人がクールに転じたなんて書いたけれど、2人の掛け合いはコメディアンよろしくテンポも抜群で、アクションにも良い影響があるように思える。
リラックスして、笑いながらハラハラする作品だ。