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道のrhのレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
4.0
ザンパノとジェルソミーナ、それぞれの繊細な心の動きがよく表現されてる。ジェルソミーナは役立たずで、でも純粋で優しくて、おそらく多くの人にとって、身近にいたらムカつく人であっただろう。でも本人は何も悪くないし、観てる人をそんな気にさせる演技は素晴らしい。ザンパノはフェデリコフェリーニ含むアーティストを投影しているよう。孤独が本当は嫌なのに自分で孤独を選んでしまう。どうしようもない人間だがそんな自分が嫌い。そんなアーティストの葛藤が見られる。
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