道に投稿された感想・評価 - 280ページ目

『道』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

怪力自慢の旅芸人・ザンパノと、その男に助手として売られた白痴の女・ジェルソミーナ。
彼らの旅を通して人生の物語を描いたフェデリコ・フェリーニの代表作。

粗野な男と純粋な女が落ち着くところに落ち着く…

>>続きを読む
4.4
名作。なぜ人間は大切なものほど残酷に壊してしまうのか?と思い悩んだ。
totom
4.0
このレビューはネタバレを含みます

旅芸人のザンパノ(アンソニー・クイン)は、旅の手伝いをしていたローザという女性を亡くし、彼女の姉妹のジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)を1万リロ(酒を含む2人分の食事が4000リロ)で買い取る…

>>続きを読む
詳細は忘れてしまったが、ジュリエッタの切ない演技と美しい音楽でフェリーニ作品にはまるきっかけとなった作品。

天使と悪魔の間で揺れる女性を描くと同時に男女の関係も含め、人間の喜怒哀楽のバランスを切実に描いていると思う。
楽を象徴する綱渡り芸人は哀であるジェルソミーナを慰め、支え、怒であるザンパノはジェルソミ…

>>続きを読む
kyoko
4.2

フェリーニ映画の楽曲というとニーノ・ロータですが、中でもこの「ジェルソミーナ」は格別。
天真爛漫、無垢な女、ジェルソミーナ役がピッタリをはまっている名女優であり、監督夫人でもあるジュリエッタ・マシー…

>>続きを読む
hico
4.6

ラストシーンのセリフもなく咽び泣くところは凄い印象深い
ヒロインの顔がクセあり過ぎて素敵

1954年製作、七人の侍と同じ年
日本ではアクションの原点が始まって、欧米ではロードムービーと男女を絡めた…

>>続きを読む
Shogo
3.4

[2013.10.01 劇場]これは50年代イタリア。RAINは30年代アメリカ。イタリアには20年遅れて同じ文脈に生きていたのか~とびっくり(50年代アメリカはまだ観ていないけど)。主人公の女性の…

>>続きを読む
粗暴な旅芸人と、アシスタントとなった白痴の女の交流を描いたロードムービー。
大切なものを失って初めて気づく悲しみ、切なさが心に沁みる。些細な選択も人生を通して考えると重要なのかもしれない。
胸筋で鎖をひきちぎる芸、最初から最後まであれのみ、、せつないです。

あなたにおすすめの記事