怪力自慢の旅芸人・ザンパノと、その男に助手として売られた白痴の女・ジェルソミーナ。
彼らの旅を通して人生の物語を描いたフェデリコ・フェリーニの代表作。
粗野な男と純粋な女が落ち着くところに落ち着く…
旅芸人のザンパノ(アンソニー・クイン)は、旅の手伝いをしていたローザという女性を亡くし、彼女の姉妹のジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)を1万リロ(酒を含む2人分の食事が4000リロ)で買い取る…
>>続きを読む天使と悪魔の間で揺れる女性を描くと同時に男女の関係も含め、人間の喜怒哀楽のバランスを切実に描いていると思う。
楽を象徴する綱渡り芸人は哀であるジェルソミーナを慰め、支え、怒であるザンパノはジェルソミ…
フェリーニ映画の楽曲というとニーノ・ロータですが、中でもこの「ジェルソミーナ」は格別。
天真爛漫、無垢な女、ジェルソミーナ役がピッタリをはまっている名女優であり、監督夫人でもあるジュリエッタ・マシー…
ラストシーンのセリフもなく咽び泣くところは凄い印象深い
ヒロインの顔がクセあり過ぎて素敵
1954年製作、七人の侍と同じ年
日本ではアクションの原点が始まって、欧米ではロードムービーと男女を絡めた…
[2013.10.01 劇場]これは50年代イタリア。RAINは30年代アメリカ。イタリアには20年遅れて同じ文脈に生きていたのか~とびっくり(50年代アメリカはまだ観ていないけど)。主人公の女性の…
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