方言や当時の言い回しに所々突っ込みたくなったけど、終始圧倒された。
思春期の男女関係や進路への葛藤、苛立ちはその時にしか味わえない独特の物がある。
大人になっても将来への不安や自分の惨めさは消え…
2024.11.03 桜坂劇場にて二度目の再見。洞口依子のファムファタアルっぷりたるや。誰が茂でもこの結果になることは逃れようのない事態だろうと思ってしまう。致し方ない不甲斐なさがあまりにリアルだか…
>>続きを読む日本映画学校がATGと提携し制作した映画。プロデューサーは同学校の創始者今村昌平。
同じATG作品の『遠雷』と雰囲気が似ている気がした。
映画学校の学生?の監督第一作にしては、完成度が高いように思…
間違った選択をしてばかりの10代。不安定なこころをそのままぶつけることで周りを傷つけて、飛び散った硝子の破片が自分をも傷付けるようなくるしさ。そんな負のループから一生抜けられないような気がするけど …
>>続きを読むATGはどれもクセが強いでお馴染み。そりゃだってアートシアターギルドなんて名前じゃあ普通の作品があるワケない。…のだが、今作はかなり観やすかった。
ドロドロした青春劇で、こういう苦味が人生に必ずあっ…
洞口依子が悪魔的にかわいいのと若い頃の出川哲朗が見れる。ATG臭というか80年代邦画臭プンプンで全く好きになれないけど『青春神話』『クーリンチェ』ぽい感じはそこはかとなくする。ロメールの軽さが恋しい…
>>続きを読むずいぶん昔に観たので出川哲朗が出ていたことしか記憶になく今回ひさびさに再見。かなり痛切な青春映画で観ていてちょっと漱石の「こころ」を思い出した。この映画の登場人物の多くが人を裏切っている。主人公・茂…
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