鑑賞記録
女性刑務所で囚人たちの心のケアをしている心理学者のミランダ。ある大雨の日の帰り道にて突如現れた立ち尽くす少女を避けようと車の単独事故を起こす。なんとか脱出して少女に話しかけようとしたところで意識が遠のく。気がつくと勤務先の精神病棟の檻内で目が覚める。そして、同僚から夫殺害の容疑として自分が逮捕されたことを知り...というお話。
『−ひとりじゃない−』
夫殺害の真相を究明するミステリー要素が定番ではあるけど、ついつい気になって最後まで追ってしまう感覚になる演出の雰囲気や展開は良かったし、正気と狂気の狭間で精神的に追い詰められるハル・ベリーの迫真の演技力はやっぱり流石だなと唸った。
しっかりとしたジャンプスケア的なホラー要素も随所に組み込まれているが、あからさまに少女の立ち位置と伝え方が視覚的にも荒々しすぎで、途中までは絶対ハル・ベリーに関わる怨恨だろうと勘繰ってしまうような大ミスリードはズルいと思ってしまった。(笑)
P.S
トニー・スタークの大元ってここからかなぁ?
ロバート・ダウニー・Jrの演技で何故かずっと彼がよぎったんだけど。(笑)