MIDNIGHT

ストーカーのMIDNIGHTのレビュー・感想・評価

ストーカー(1979年製作の映画)
5.0
““小さな希望を抱き、絶望の中に生きる””

恐るべきショットの数々と、胸の奥で木霊するような台詞たち。
突き付けられる遠大な哲学と、絶望の狭間に垣間見える救い

…やはりタルコフスキー、どこまでも別格だ

究極の芸術と、崇高なる詩の邂逅。
まさに【映画】の「神性」を体現した傑作

娯楽要素はゼロに等しいものの、長きに渡って人を惹きつけて止まないのは当然か

難しいことを考えず、洗練された映像美をただ「感じる」のも、一興だろう

自分の中に眠る価値観や、死生観と向き合う良い機会を与えてくれる映画でもある

「難しそう…」
そう思わずに、ぜひとも触れて欲しい一作だ

…しかし!
僕は告解しなければならない…

何を隠そう、寝てしまったのだ!
こんな高飛車な物言いにも関わらず!!

本当のところ、ちょー眠かった。
6,7割は眠気との闘いと言っても良い。
案の定いびきを掻いてる方もちらほら…

一度も目を閉じること無く本作を鑑賞しきった方々に、溢れんばかりの賛辞を!!笑
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