““小さな希望を抱き、絶望の中に生きる””
恐るべきショットの数々と、胸の奥で木霊するような台詞たち。
突き付けられる遠大な哲学と、絶望の狭間に垣間見える救い
…やはりタルコフスキー、どこまでも別格だ
究極の芸術と、崇高なる詩の邂逅。
まさに【映画】の「神性」を体現した傑作
娯楽要素はゼロに等しいものの、長きに渡って人を惹きつけて止まないのは当然か
難しいことを考えず、洗練された映像美をただ「感じる」のも、一興だろう
自分の中に眠る価値観や、死生観と向き合う良い機会を与えてくれる映画でもある
「難しそう…」
そう思わずに、ぜひとも触れて欲しい一作だ
…しかし!
僕は告解しなければならない…
何を隠そう、寝てしまったのだ!
こんな高飛車な物言いにも関わらず!!
本当のところ、ちょー眠かった。
6,7割は眠気との闘いと言っても良い。
案の定いびきを掻いてる方もちらほら…
一度も目を閉じること無く本作を鑑賞しきった方々に、溢れんばかりの賛辞を!!笑