今年「エイリアン•ロムルス」が公開され、現在も続編や関連作が作られて続けている人気シリーズの原点。1979年公開のSFホラー。
リドリー・スコット監督の名を世界に広め、今もなお巨匠の座に居続けている。
シガニー・ウィーバーの演技、ダン・オバノンによる脚本も素晴らしいが、本作においては、クリーチャーデザインを担当したシュルレアリスムの巨匠、H・R・ギーガーの功績が大きいのではないか。それまで宇宙の生物というと、タコかクラゲのような姿か、いわゆる「グレイ」と言われる典型的な宇宙人造形がほとんどだったが、本作で初登場した「エイリアン」のデザインはあまりにも独創的だった。
本作のレビューは多くの方があげているので、ここでは個人的に感じた(どうでもいい)ことを記しておく。
以前、ちょっと贅沢に鰻丼と肝吸いを食べていた時、肝吸いの中に入っている鰻の肝が、あのエイリアンの頭部に似ていることに気づいた。本当に似ている。皆さんも肝吸いを食べる時は気をつけて見てほしい。
まさか、ギーガーは鰻を食べたことがあったのだろうか。
そして、七輪で自分で焼く形式の焼鳥屋で、せせり(首の肉)を注文。焼いているうちにその形状が伝説の未確認生物「つちのこ」に似ていることに気づいた。まあ、そんな映画はないのだけれど。
本当にどうでもいい話で申し訳ない。