Yuki10

ブロークンのYuki10のレビュー・感想・評価

ブロークン(2008年製作の映画)
3.5
自分と瓜二つの人物を追ってる最中に事故に遭い、不可解な現象に襲われる様子を描いた作品。
鏡を使った歪な恐怖演出が巧みで写真家でもある監督の手腕が発揮されていた。
ポーの『ウィリアム・ウィルソン』が冒頭で引用されてラストに繋がり、真相に驚いた。
カプグラ症候群と同時にアイデンティティに関する問題も孕み落ち着いた雰囲気が好き。
親しい人が別人に変わるような感覚は『ボディ・スナッチャー』系統の作品と親和性が高い気がする
Yuki10

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