まだ観ていません。メモ。
「NHK世界サブカルチャー史 欲望の系譜3
日本 逆説の60-90s 第1回」にて紹介。
確かに戦後成長期にある日本の中でだれもかれもが上を向いて前を向いて進んでいたわ…
「日本のいちばん長い日」で「お上」の側における敗戦を描いた岡本監督がどうしても庶民の側からも敗戦を描きたいということでATGと自ら出資して執念で作った作品とのこと
肉弾とは「肉体によって銃弾のように…
「日本のいちばん長い日」が中核であるのに対してこちらは末端の末端の末端の、回天ですらない、名無しの「肉弾」。
おかしゅうて、やがてかなしき。
岡本喜八凄すぎ。
牛にも豚にも神にもネズミにも爆弾にもな…
戦争の無意味さと人間の滑稽さ。そして、愛。ラストの虚無感が何とも言えない。
笠智衆が演じる古本屋の主人のシーンに涙。後ろ姿だけでも魅せる、さすがの演技。
監督のフィルターを通し、シュールに映す詩…
勇ましさを描く戦争映画が多い中、全く活躍することなく戦争を終えた1人の兵隊にスポットを当てた数少ない映画。
名もない「あいつ」が、結局は何の意味も無い努力をのたうち周りながらする姿は、戦争の馬鹿らし…