記録用
川尻善昭監督作品。
海外ではナルトなんかより知名度は上!?伝説のカルト忍者アニメーション。
当時アメリカではアニメーションといえばディズニー。そして90年代といえばディズニールネサンス期の第二黄金期という時期。
しかし子供向けといった懸念点もあり海外の大人のアニメファンはアメコミ以外の大人向けアニメとして日本のジャパニメーションが沸々と台頭していった時期でもあった。
その中で代表的な作品が大友克洋の「AKIRA」、押井守の「攻殻機動隊」そしてそれに並ぶのがこの川尻善昭の「獣兵衛忍法帖」である。
「AKIRA」、「攻殻機動隊」は知っている人も多いがこの作品は海外での知名度が上かもしれない。
内容は山田風太郎リスペクトがバリバリで柳生十兵衛と忍者軍団の対決と原作が川尻善昭オリジナルでないと勘違いしてしまう人いてしまいそうなほどである。
山田風太郎でピンと来ない人は「バジリスク甲賀忍法帖」の原作者といえば想像しやすいかもしれない。
その後の業界を担うアニメーターの方々が力を結集させ迫力のある作画とテンポの良いストーリーで見やすさも抜群。
キャラクターも多数登場し様々な忍術やバトルも多く切ない恋愛要素に軽いゴア描写まであり主人公の声優のやまちゃんは同じ年に獣兵衛とチーズとジーニーを演じていてこれには驚かされました。