春とヒコーキ土岡哲朗

デストラップ・死の罠の春とヒコーキ土岡哲朗のレビュー・感想・評価

デストラップ・死の罠(1982年製作の映画)
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とにかく“どうなるのか気にさせる”映画。

BGMを多用してないけど、だからこそ、BGMが流れるとパニック感が一気に増す。
プライドが妥協を許さない主人公シドニー。ずっとイライラして妻にあたっているが、それは焦り、つまり弱さから来ている、という感じがすごく見て取れる。

じわじわとした振りの時間も、直接「うわあ!」となる時間もどっちもドキドキ。主人公が知人を殺すのか否か、から始まり、「どの選択をするんだ」と「こんなこと起きちゃったけどどうするんだ」がたくさん。