先住民との直接対決を楽しみにしてたのに無かった。多くがイカダの上で力尽きる。熱病に侵されるにしても矢で刺されるにしても音もなく静かに人が死ぬ。気付けばアギーレの下に付くのは誰もいない。隊が壊滅状態に…
>>続きを読むコンラッドの「闇の奥」をスペイン人の中南米侵略に置き換えたような話。アギーレを中心に黄金郷を探し求める人々がどんどん狂っていく。アギーレはスペインからの独立を目指してたっぽいけど。
冒頭の険しい谷…
大抵の人たちはアギーレを狂人と看做しているようだが、果たしてそうだろうか?
ジョゼフ・キャンベルも古代人の精神世界は現代の統合失調症の患者たちが見る幻覚の世界と極めて類似する、と指摘している。
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やはり、ヘルツォークの映画って、他の作品と一線を画していると感じます。
何でしょう。もはや、ドキュメンタリー作品を見ている感覚に陥ります。
この世界観についてこれたのが、クラウス・キンスキーだけだっ…
純度は非常に高い。オーセンティックなものを創ろうという気概もよく伝わってくる。だが、その気概が強すぎるせいか、まるでドキュメンタリーを観ているような感覚に陥る。スケールの大きなことに挑んでいるのに、…
>>続きを読む音楽も良かったし、映像も良かった。
茫然自失となって静かな狂気の中段々と人が少なくなっていき、最後イカダの上にアギーレ一人だけが立っている姿を映し出すカットに体を震わせる。
壮大な映像美も良かったし…
黄金郷エルドラドを目指して、アマゾンの奥地を突き進む探検隊の話。決して法律事務所の話ではない。
叙情的なカットが多いのと、動物虐待スレスレのシーンがあって普通に心配が勝つので、個人的に好みの作品…
ドイツの鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督作。「フィツカラルド」に続いて本作を鑑賞。
レンタルディスクがHDリマスター版で映像が美しいのと16世紀のスペインの探検隊の実話をベースにした時代物なので今…